長年指導経験を積み重ね、子育て経験を通して、子供の心がわかる英語指導者を心がけています。
今まで、いろんなところで英語指導の話をしたり、またお問い合わせがあった時に、
日本人の指導にあまり期待を寄せない方がいたり、あからさまに「外国人指導者の方が良い」と言われたこともありました。
なぜ、そんなに外国人が良いと思うのでしょうか。。。。
子供を教える時に、英語指導のみのフォーカスするだけで、良いのでしょうか。。。。
確かに、私が例えばタイ語を習うとして、
1 タイ語の指導法や理論も習得した経験値の高い日本人講師
2 タイで生まれ育ったタイ人講師
どちらを選ぶか考えると、理解はできます。
でも、学習者が年齢の小さい子供たちだったらどうでしょうか。。。
ある時、ネイティブの指導者がフォニックス指導を日本の子供たちに行なっている様子を見た時でした。
フォニックスの子音に母音をくっつけて発音をして、それをリピートさせてたんですね。
日本語は全て母音が引っ付いた音なので、子音と母音を切り離して発音指導をしないと、
カタカタを言うような英語の音になってしまいます。
母国語の言語と日本語独特の発音を理解しないと、正しい指導にはならないと感じています。
日本の子供たちが感情を出さずにいつも大人しいから、ゲームで盛り上がろうとする外国人講師がたくさんいます。
家に帰って、子供たちは「楽しかった」と言うでしょう。
でも、この日本の環境。
家に帰ってテレビをつけても二か国語放送でなく、流れる言葉に英語の文字テロップがあるわけでなく、生活のほとんどを日本語で過ごす子供たち。
これからの子供たちは、小学校の英語が必修化となる今、英検受験も必修になると思うし、TOEIC, TOEFL, IELTSなどの本格的な英語テスト、そして、大学受験の英語は、もうすでにかなりハイレベルになっています。
言語を習得する最適年齢時に、楽しいだけのゲームで大丈夫でしょうか。。。。
言語習得はとても難しい作業なので、ゴールが見えるゲームを織り交ぜながら、聞く、読む、書く、話す、理解するという作業をバランスよく入れたレッスンを、継続的に組み立てて提供できる外国人講師の先生はベストだと思います。
日本の子供たちのために頑張る指導者は、
子供たちの1日のほとんどを占める学校生活をよく理解し、
子供たちが家に帰ってからの生活状況をよく理解し、
保護者と円滑なコミュニケーションが取れて、
子供たちの成長のちょっとしたことも見逃さず、
いつも、子供たちの立場に立って、
英語だけでなく、自国の文化や伝統を意識し、
日本人としてのアデンティティをしっかりと認識させて、
そして、子供たちと保護者との信頼関係をしっかりと保つ。
英語に限らず、スポーツクラブなどいろんな場面で、子供と関わる大人たちが常に持っていたい意識だと思います。
1 タイ語の指導法や理論も習得した経験値の高い日本人講師
2 タイで生まれ育ったタイ人講師
どちらを選びますか?

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